傷害致死
無罪
事件類型
事案の概要
60代の男性が、自宅において、精神疾患で暴れていた20代の子どもの首を取り押さえている際にネクタイで首がしまり、低酸素性脳症により亡くなった事件。ネクタイを首でしめたのが故意だったのか、正当防衛が成立するかが争点となった。
弁護活動による成果
逮捕された後に受任。医師に対する事情聴取や救急記録の詳細な検討、鑑定医に対する尋問を経て、判決ではネクタイを首で絞めたのは故意とは認定できないとされ、正当防衛が成立し無罪となった。