金融商品取引法違反事件
執行猶予
事件類型
事案の概要
インターネットを利用した証券取引を行っていた20代の男性が、知人の行った「見せ玉」による金融商品取引法違反行為の共犯であると疑われた事件。
弁護活動による成果
証券取引等監視委員会による捜査段階から受任。事情聴取の前後で打ち合わせを行い、取調べの状況や捜査状況を確認しつつ、対応を助言した。逮捕されることなく送検され、検察官の取調べに対する対応助言も行っていたが、突如別件の詐欺罪で逮捕された。別件取調べ目的の違法な逮捕・勾留であると裁判官に説明・説得した結果、勾留請求は認められず、最終的には別件の詐欺罪のみで在宅起訴され、執行猶予判決となり、金融商品取引法違反による多額の追徴金を免れた。