
殺人(過剰防衛)
減刑
事件類型
事案の概要
50代の男性が、友人宅で友人と飲食していた際に、友人から長時間にわたって暴力や脅迫的な言動を受け、ペティナイフで腹部を1回突き刺して死亡させた事案。
弁護活動による成果
殺人罪で起訴されて裁判員裁判となり、殺意の有無と過剰防衛の成否が争点となって審理された。過去に被害者から受けていた暴行の酷さや、当日にペティナイフで反撃するに至った経緯やその際の被告人の認識や気持ちなどを丁寧に主張・立証した結果、殺意は認められてしまったものの過剰防衛が認められ、懲役12年の求刑に対して懲役8年に減刑された。